うつ病
気分の状態は日常生活において変化するものです。ストレスが重なる、いやなことがあれば気分が落ち込むのは当然です。反対にうれしいことがあれば、明るく楽しくなります。しかし毎日のように気分の落ち込んだ日が続き、仕事や勉強、日常生活にも支障をきたす状況なると、うつ状態と考えられます。
心のエネルギー枯渇した状態あり、これを補う薬物療法と精神療法が有効です。
不安障害
検査では「異常がない」といわれているのに「自分が重い病気にかかっているのではないか」と思い込む(身体表現性障害、心身症、心気症)、馬鹿らしいとわかっていながら何度も同じ動作を繰り返さないと気が済まなくなる、又は同じ思考が頭から離れない症状が現れる(強迫性障害)、人前では過度に緊張してしまい思うように話すこともままならなくなる(社会不安障害)、等々、不安・ストレスに関連した様々な精神症状が出現します。
精神療法と薬物療法で、不安感を軽減する治療を行います。
パニック障害
前触れもなく動悸(胸がドキドキする)、過呼吸、手足のしびれ、めまい、失神、死ぬのではないかという恐怖感に襲われる発作(パニック発作)が生じ、この発作が繰り返し起こることで、「また発作がおこるのではないか」という不安が嵩じて日常生活に支障をきたすようになる。これはパニック障害という病気です。
薬物療法と認知行動療法が有効です。
アルコール依存症
「飲酒によって生活に支障をきたしている」、「お酒をやめたい、又は減らしたいと思っているのにやめられない」、「朝から飲んだくれている」、等々。飲酒の制御が利かなくなっている病気です。
根本的な治療は断酒ですが、状態によっては入院を要することがあり、入院が相応と判断した場合は、入院先も手配・紹介します。
不眠症
寝つきが悪い(入眠困難)、途中で目が覚める(中途覚醒、早朝覚醒)、昼夜逆転、等々。
「たかが不眠」と侮るなかれ。適切な睡眠が摂れないと、脳機能の低下(思考力低下、判断力低下、集中力低下)、身体への悪影響(疲労、血圧上昇、免疫機能低下)をきたし、精神疾患を誘発・悪化させる原因にもなります。
薬物療法、生活習慣の改善が有効な治療です。
認知症
加齢に伴い、記憶力の低下は多かれ少なかれ起こることです。多くの方々は「物忘れ」を自覚しながらも日常生活を何とか過ごされています。
「ついさっきのことを覚えていない」、「食事したこと自体を忘れている」、「同じことを何度も言う」、「人が変わったように怒りっぽい」、「暴力(言葉の暴力も含む)が目立つ」、「迷子になる、徘徊」、「被害(物盗られ)妄想」、等々により、人間関係(家族関係)や日常生活に支障をきたすようになると認知症の疑いがあります。
薬物療法により症状の軽減、進行の遅延を図ります。
診療日時
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